初心者のためのメンズスキンケア徹底解説

ビューティー

昨年からおうち時間が増え、メンズ美容YouTuberに影響を受けてメンズスキンケアを始める方が増えてきました。
しかし、化粧品のパッケージを見ても選び方や使い方があっているかどうかが分からないという方も多いのではないでしょうか?

この記事では化粧品の役割と使い方、自分が何肌なのかがわかる肌タイプの見分け方をご紹介します。
それぞれのアイテムを使いこなして肌のダメージを予防し清潔感をキープしましょう。

スキンケアアイテムの役割と正しい使い方

STEP1:ゴシゴシ洗いはNG!キレイへ導く洗顔方法

洗顔料には汗や皮脂をはじめ、アカやほこり、花粉などの“汚れを落とす”役割があります。洗い流さず、そのままにしておくと、ニキビや肌荒れ、毛穴の黒ずみの原因になります。

肌にザラつきや毛穴の黒ずみがないときはノーマルな洗顔料を使用します。
肌がザラザラしているときはスクラブ入りの洗顔料を使用してください。ザラザラの正体であるアカを取り除き、肌の表面を滑らかにします。
毛穴の黒ずみが気になる時は酵素パウダーの洗顔料を使いましょう。毛穴の黒ずみの原因である酸化した皮脂を酵素が分解して洗い流し、本来の状態に近づけます。

洗顔料は手に取って泡立てて使用します。※1回に使用する量は化粧品ごとに異なりますので、パッケージの表示を確認してください。
洗顔料の泡立ては、泡立てネットを使うか、泡で出てくる洗顔料を使うと便利です。
洗顔をするときは肌を直接触らないように、泡を動かすイメージで手をすべらせながら洗います。
顔全体を洗ったらミラブルをミスト水流に切り替えてきれいに洗い流しましょう。

STEP2:化粧水はうるおい肌への第一歩

化粧水は主に“肌に水分を与えて、肌を整える”役割があります。
化粧水には通常の化粧水以外に、導入化粧水、収れん化粧水、ふき取り化粧水と利用目的別に種類が分かれていますが、まずは一般的に「化粧水」と記載されている保湿目的の商品を購入するとよいでしょう。

化粧水を使うときは手のひらに適量をのせて、ハンドプレスします。ハンドプレスとは手のひら全体で顔を包んで化粧水をなじませる方法です。
コットンを使用する場合は顔の中央から外側に向かってなでるように塗るとよいでしょう。

STEP3:乳液とクリームは使い分けで肌を守る

乳液とクリームは肌に“油分をチャージする”役割があります。乳液とクリームの役割はほとんど同じなので、どちらかひとつで大丈夫です。
それぞれの異なる点は水分と油分のバランスです。クリームは油分が多くこっくりとした感触に対して、乳液は水分が多く肌にスッとなじみ、つけ心地が軽いという特徴があります。

ニキビができやすい方は感触の軽い乳液を選び、ベタつきやすい部分は薄く塗るように心がけてください。

乳液またはクリームは適量を手に取って、顔全体にまんべんなく塗ります。
肌の広い部分、おでこ、頬、目や鼻、くちびるの周りの順番で塗るとクリームが一カ所に集中せず、初心者でもキレイに塗ることができます。

一瞬でわかる肌タイプの見分け方

肌のタイプは普通肌乾燥肌、脂性肌と大きく3つに分けられます。
敏感肌という肌タイプは存在しません。ベースの肌タイプは乾燥肌や脂性肌で、吹き出物や肌あれによって敏感になっている状態という風に表現した方がよいでしょう。

自分の肌タイプの調べ方は首を触って質感を確認します。
首と顔の質感に差がない場合は普通肌、首より顔がカサカサしていたら乾燥肌、ベタつきを感じる場合は脂性肌というように判断します。

化粧品を選ぶときは、普通肌・乾燥肌の場合はうるおいチャージ、モイスト、高保湿などと表示されている物がオススメです。
脂性肌の場合はテカリ防止、フレッシュ、オイルクリアなどの表示がされているものを選ぶとベタつきを気にせず使用することができます。

スキンケアの最中にヒリヒリするのはヒゲ剃りによる傷やひっかき傷に化粧品がしみているからです。かゆみは化粧品と汗が混ざって酸化した場合に生じます。
ニキビや肌にかゆみが生じた時は薬用や敏感肌用と表記されているものを使用してください。

それでも尚、状況に変化がない場合は医師の診察を受けて、適切な処置をしてください。

正しいスキンケア方法で、清潔感をアップ

スキンケアを行う上で大切なことはまず、自分の肌タイプを知ること。
自分に合った化粧品を正しく使い、毎日取り組むことです。

最初は自分の肌の状態が分からなくても、続けて行く内にザラザラしている部分はスクラブ入りの洗顔料で取り除く、ベタつきが気になる時はサッとなじむタイプの乳液をつけるなど、自分の肌が必要としているものが自然に選べるようになります。
スキンケアタイムを楽しんで、イキイキと清潔感あふれる美肌を手に入れましょう。

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