マスクによるニキビを早く治す5つの方法

ビューティー

長引くマスク生活により、フェイスラインや頬周りのニキビに悩まされている方も多いのではないでしょうか。マスク生活におけるニキビは、原因となるマスクを手放すことが難しく、なおかつマスクの摩擦がニキビに刺激を与えてしまうため、通常のニキビよりも症状が長期にわたり、悪化しやすい傾向があります。

今回はマスクによりできたニキビを少しでも早く緩和させる方法をご紹介します。

■マスク着用によりニキビができる原因

ニキビの主な原因は毛穴の詰まりです。皮脂の過剰分泌や角質肥厚により毛穴に皮脂が詰まると、アクネ菌が増殖し、ニキビができてしまいます。

温度と湿度が高いマスク内は、汗による水分蒸発で肌が乾燥しやすく、バリア機能も低下しがち。肌のターンオーバーの乱れから角質が厚くなると、毛穴もふさがります。

また、水分蒸発を防ごうと皮脂が過剰に分泌されるため、ふさがった毛穴に皮脂が詰まり、ニキビができてしまうのです。

◆代表的なニキビの種類

<白ニキビ>
毛穴の出口がふさがり、皮脂が詰まった初期段階の状態

<黒ニキビ>
詰まった皮脂が空気に触れて酸化し、黒くなった状態

<赤ニキビ>
毛穴内に炎症が起こり、赤く腫れている状態

<黄ニキビ>
赤ニキビが悪化し、膿ができている状態赤ニキビと黄ニキビを放っておくと、毛穴が広がり、へこんだクレーターとして残る可能性もあります。一度できてしまったニキビは、いかに早くケアを始めるかが大切なのです!

■対策1:保湿ケアでバリア機能の改善

ニキビができた肌はバリア機能が低下し、ターンオーバーも乱れている状態であるため、基本的な保湿ケアが重要です。朝と夜のスキンケアでは、保湿成分(セラミドやヒアルロン酸など)が配合されたアイテムを使うようにしましょう。

保湿成分と併せて、抗炎症作用のある成分(グリチルリチン酸2Kなど)も配合されていると、炎症を起こしたニキビにアプローチをかけることができます。

また、赤ニキビによる痛みや痒みがある場合は、弱酸性で刺激になりやすい成分(パラベンやエタノールなど)が含まれていない、低刺激タイプのアイテムを選ぶようにしてください。

■対策2:油分の多いアイテムを控える

バリア機能を整えるためには、化粧水で水分を与え、乳液やクリームの油分でうるおいを守るケアが大切です。ただ、ニキビの原因となるアクネ菌は油分をエサに繁殖します。ニキビができているときに乳液やクリームを使う時は、必要以上に油分を与えすぎないように注意しましょう。

スキンケアでは、化粧水と乳液、もしくはさっぱりしたテクスチャーのクリームのみでケアを終え、オイル美容液やバームタイプのアイテムは控えるようにしましょう。

また、メイクでも油分の多いリキッドタイプのファンデーションやチークは避け、パウダータイプのアイテムを使うことをおすすめします。

■対策3:市販のニキビ治療薬をこまめに塗る

日中のケアとしては、市販のニキビ専用塗り薬を持ち歩き、こまめに塗り直す習慣をつけましょう。
「塗り薬の種類が多くて、どれを買えばいいか悩む」というときは、

白ニキビ:イオウ、サリチル酸
赤ニキビ・黄ニキビ:グリチルリチン酸2K、レゾルシン、イソプロピルメチルフェノール

これらの成分が配合された塗り薬を選ぶか、薬剤師さんにニキビの症状を伝え、相談してみてください。

ただ、白ニキビは市販の治療薬でも十分に直せる段階ですが、赤ニキビと黄ニキビの場合は、間違ったセルフケアをするとさらに症状が悪化し、かぶれや痒みなど他の肌トラブルが起こる可能性もあります。症状が悪化していると感じたら、すぐに皮膚科を受診するようにしましょう。

■対策4:手で触ったり、刺激を与えたりしない

ニキビができると、つい指で触ってしまいたくなる方も多いかと思いますが、私たちの手には見えない雑菌が大量に付着しています。指でニキビを触る行為は、症状を悪化させる可能性が高いので、ニキビが気になっても、絶対に指で触らないようにしましょう。

また、強い刺激もニキビを悪化させる原因になります。ニキビができているときは、スクラブなど刺激の強いスキンケアは控えるように。角質ケアができるピーリングアイテムも、初期段階である白ニキビには効果的ですが、炎症を起こしている状態である赤ニキビと黄ニキビには使わないようにしましょう。

■対策5:身体の内側からのケアを意識する

身体の外側でしっかりケアをしても、内側からのケアが怠っていると、肌のバリア機能の乱れは改善できません。特に偏った食生活による腸内環境の乱れや、睡眠不足による免疫力低下は、ニキビを悪化させる原因になります。

食事では、タンパク質や食物繊維、ビタミン(特にビタミンB2やB6)を摂取し、規則正しい生活を心がけましょう。

また、ストレスがたまると自律神経の乱れから血流が悪くなり、ターンオーバーの乱れにつながります。ストレス社会と言われる現代で、ストレスをためないことは難しいかもしれませんが、自分なりのストレス解消法を見つけるとニキビの症状を緩和させることにもつながります。

■マスクによるニキビとうまく付き合おう

ニキビがひとつでもできると、気分が落ち込み、スキンケアやメイクのモチベーションも下がってしまうかもしれません。でも、放ったらかしにしておいてもニキビは悪化するだけです。まずはできる範囲でニキビを治すためのケアを始めてみてはいかがでしょうか。

ニキビとうまく付き合えるようになれば、マスク生活のなかでうまれるストレスもほんの少し解消されるはずです。

\ミラブル製品・ミラブルと相性の良い商品多数取り扱い!/

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


TOP