秋の夜長、本を読んだりヨガをしたり、ゆっくり過ごしたいという方にオススメなのがアロマです。いつもの休日に香りをプラスするだけで、リラックス度がグンと上がり、
夏の疲れが癒されます。この記事では秋にぴったりな休日の過ごし方をアロマの香りと共にご紹介します。
■森林浴の香りで癒しの読書タイム
いつもより遅く起きた日の午後は読書からスタートしませんか?
読書の秋にオススメしたい香りはパイン
です。これはパイナップルではなく、スコッチパインと呼ばれる針葉樹です。北欧などで生育しています。テーブルや本棚など家具の材料として使用されているため、パイン材と聞くとピンと来る方も多いのではないでしょうか。
パインの香りは森林浴を彷彿とさせ、森の中で読書をしているようなすがすがしい気持ち
にさせてくれます。
ひとたび、本の世界に入ってしまうと、集中しすぎて呼吸が浅くなってしまいがちですが、部屋にひろがる森林のクリーンな香りが、呼吸を深く整えます。
■ティータイムを上質な気分にするベルガモットの香り
本を読んで、一息ついたら、栗やさつまいもなど、秋の味覚をたっぷり使ったスイーツを買ってきて、おうちでほっこりティータイムなんてステキですよね。
そんな、おうちティータイムをステキに演出する香りはベルガモット
です。ベルガモットは柑橘系の植物ですが、食べるととても苦いので、食用ではなく、香料として栽培されています。紅茶のアールグレイの香り付け
として用いられ、その香りは多くの人に親しまれています。
ベルガモットは他の柑橘系と比べて上品さが漂う香り
です。上質な時間を過ごしたいときに取り入れると、秋の鬱々とした気分をふわっと持ち上げて
くれます。
■フローラルな香りでゆるゆるバスタイム
秋は朝と夜の寒暖差が大きい季節の変わり目、また台風による気圧の変化によって、体調を崩しやすい季節です。そんなときはアロマのお風呂に浸かって癒しのひとときを過ごしましょう。
入浴タイムにオススメの精油はゼラニウムです。ゼラニウム
はフローラル調の華やかな香りがするため、花の香りとおもわれがちですが、実は葉から抽出されています。
かわいいピンクの花とギザギザした葉が特徴的な植物です。
精油は水に溶けにくいため、お風呂に入れるときはソルトに混ぜて使用
します。分量はソルト大さじ1杯に精油を3滴たらしたものを湯船に入れて、よく混ぜ合わせて使ってみてくださいね。ゼラニウムの香りが1日の疲れを癒やしてくれる
でしょう。
■大地の香りでストレス解消ヨガタイム
日常のストレスを解消したいときに軽いヨガや瞑想を取り入れていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。軽く身体を動かして、大きく深呼吸をすると1日の疲れがリセットされて気持ちがスッキリしますよね。
そんなヨガや瞑想をするときに焚きたい香りはパチュリ
です。インド原産の植物で、発酵させた葉っぱを使って抽出します。その香りは大地を彷彿とさせ、。おだやかな気持ち
でゆったりとした時間を過ごすことの大切さを教えてくれることでしょう。
ヨガのあとのセルフマッサージにパチュリの精油を使うと、より深いリラクゼーションが得られます。ホホバオイル大さじ1杯に精油を1滴垂らしたものを使って、疲れやすい部分に塗って
ください。ただし、パチュリの精油は茶色いため、タオルや衣服、床につかないよう
に気をつけて行ってくださいね。
■芝生の香りでおうちムービー
秋の夜長、お気に入りのドリンクを用意して、ソファでごろんと映画鑑賞はいかがでしょう。夏に見ようと思ってそのままにしていた映画を見るのもいいですね。
そんなおうちムービーをよりよい時間にさせてくれるアロマはスイートマジョラムです
。地中海沿岸を原産とする小さくて柔らかい葉っぱをたくさんつけたかわいらしいハーブです。スッキリしつつも甘く温かみのある香り
を放ちます。
スイートマジョラムの精油をディフューザーに3滴垂らすと芝生に寝転がっているような解放的な空間
を生み出してくれます。リラックスしつつも集中して見たいという願いを叶えてくれる香りです。
■秋は香りに包まれてゆったりとした休日を!
今回は秋にオススメな、アロマのある休日の過ごし方をご紹介しました。
アロマはいつもの部屋に香りを加えるだけで特別な空間にすることができる
魔法のアイテムです。手軽に取り入れることが出来ますので、いつもよりワンランク上のリラックス
がしたいときにぜひお試しくださいね!
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