乳液とクリームの違いって?うまく使い分ける方法

ビューティー

毎日のスキンケアのなかに取り入れている方も多い、乳液とクリーム。しかし、化粧水とあわせて購入するときに「乳液とクリームのどちらを選ぶべき?」「両方を使わないといけないの?」と悩まれた経験がある方も多いのではないでしょうか。また、「ベタつきが気になるから乳液のみ」「しっとり感が欲しいからクリームを使っている」など、自分なりに使い分けている方もおられるかもしれません。

そこで今回は、乳液とクリームの違いや上手に使い分ける方法についてご紹介します。

■乳液とクリームの違いとは?

肌にうるおいを与える役割がある化粧水に対し、乳液とクリームは肌のうるおいを守る役割をもちます。スキンケアの最後に使うことで、角質層の水分蒸発や肌の乾燥を防いでくれるのです。

しかし、同じ役割をもつアイテムだからといって、中身もまったく同じだというわけではありません。乳液とクリームでは、含まれる水溶性成分と油性成分の比率が違ってくるのです。

◆乳液の構成成分と役割

乳液は化粧水よりも油性成分が多く、クリームよりも水溶性成分が多いスキンケアアイテムです。肌に水分と油分をバランスよく与えてくれます。また、肌をやわらかくする柔軟作用もあります。

◆クリームの構成成分と役割

クリームは油分を中心に与え、肌のうるおいをキープするスキンケアアイテムです。乳液と比較し、油性成分が多めに含まれているので、長時間にわたり、うるおいをキープしてくれます。

■乳液とクリームはどう使い分けるべき?

基本的に乳液とクリームは併用しても、どちらかひとつだけを使っても問題はありません。しかし、水分と油分の量に違いがあるため、肌質や使用感の好みで使い分けることをおすすめします!

「自分にはどんな使い分けが合っている?」とお悩みの方は、ぜひ今からご紹介する使い分けのポイントを参考にしてみてください。

◆乳液のみのケア

乳液 クリーム 違い 使い分け
  • 脂性肌(オイリー肌)の方
  • 朝のメイク前のケア
  • テカリが気になる夏場のケア

皮脂の分泌量が多い脂性肌の方がクリームを使うと、かえってテカリが目立つ可能性もあります。日頃から顔のベタつきが気になるようであれば、さっぱりした使用感の乳液がおすすめです。

また、汗や皮脂が出やすい夏場は、クリームの油分でテカリやベタつきが起き、メイクが崩れやすくなります。日中、肌の乾燥が気にならないようであれば、夏場は化粧水と乳液のみで朝のケアを終えると良いでしょう。

◆クリームのみのケア

乳液 クリーム 使い分け
  • 混合肌やインナードライ肌の方
  • 就寝前のケア
  • 乾燥しがちな冬場のケア

インナードライ肌の方のなかには、ベタつきが気になるから乳液を使っているという方もいるかもしれません。しかしそのベタつきは、うるおい不足による皮脂の過剰分泌が原因であるため、うるおいをしっかり守れるクリームを使ったケアがおすすめです。

混合肌の方も、基本的にはクリームを使ったケアがおすすめです。どうしてもベタつきが気になる場合は、乾燥が気になる頬周りにたっぷりクリームを塗ったあと、手に残ったクリームをTゾーンに伸ばすようケアしてみてください。

また、肌が乾燥しやすい冬場は、乳液の保湿力だけでは物足りない場合もあります。特に就寝中はケアをし直すことができないので、長時間うるおいがキープできるクリームでスキンケアを終えるようにしましょう。

◆乳液とクリームを併用したケア

乳液 クリーム 使い分け
  • 乾燥肌の方
  • 特に肌が乾燥する冬場のケア

一年を通して乾燥肌である方の場合、水分と油分のバランスを整えつつ、うるおいを守ることが大切なので乳液とクリームを併用したケアがおすすめです。また、いつも以上に空気が乾燥していると感じる冬場も、乳液とクリームを併用するようにしましょう。

同じスキンケアブランドでも、“さっぱりタイプ”と“しっとりタイプ”の2種類からテクスチャーを選べる商品も多いので、迷ったら“しっとりタイプ”の乳液やクリームを選ぶと、さらなる乾燥対策に期待ができます。

■お気に入りのブランドに乳液やクリームがない場合は?

スキンケアブランドによっては、化粧水、乳液、クリームのすべてが取り揃えられている場合もあれば、化粧水と乳液のみ、もしくは、化粧水とクリームのみのラインナップしかない場合もあります。

アイテム同士の相性を考えたラインナップが展開されているため、基本的には同じスキンケアブランドでのライン使いが推奨されています。とはいえ、一番大切なのは自分に合うスキンケアアイテムを使うことです。

「乾燥肌なのに欲しいブランドに化粧水と乳液しかない」など、肌質や使用感が合っていないと感じたら、我慢してまでライン使いをする必要はないのでご安心ください!ライン使いにこだわりすぎず、自分に合うと感じるアイテムを使うようにしましょう。

■乳液とクリームをうまく使い分けよう!

乳液とクリームをうまく使い分けたケアができると、乾燥をはじめとした肌悩みにも変化が期待できます。特に季節の変わり目は肌質も変化しやすく、肌に必要な油分の量も変わってくるので、スキンケアアイテムの見直しを行ってみてはいかがでしょうか。

自分の肌質に合う好みのアイテムを取りそろえることができれば、日々のお手入れにも楽しみがうまれるはずです。

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