縦割り、横割りって何?アイメイク基本のき

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「アイシャドウを買ってみたけど、塗り方がよくわからない「思ったとおりに仕上がらない」そんな方は、まずはアイメイクの基本的な塗り方を覚えてみてください。基本をつかむことで、メイクの仕上がりに差がつきます。今回は2つの塗り方と、よくある疑問・解決方法についてお伝えします。

シーンを選ばない、ベーシックな「横割りグラデーション」

アイシャドウの塗り方には、大きく分けて2種類あります。そのうち、一般的な塗り方として知られているのが「横割りグラデーション」です。

横割りとは、まぶたを横に分割して濃淡をつける塗り方のこと。目のキワが濃く、アイホールに向けて淡くなるようにグラデーションをつくります。

横割りグラデーションには目の縦幅を広く見せる効果があり、丸く可愛らしい印象に。クリっとした目元になりたい方におすすめです。

▼「横割りグラデーション」の塗り方

横割りグラデーションは、下から上に向かって色が淡くなるように塗ればOK。二重幅にあたる部分にメインカラーを入れてください。

  • ① アイシャドウパレットのもっとも淡い色(A)をアイホール全体に入れる。
  • ② 2番目に淡い色(B)を二重幅より少し上まで入れる。一重の方は①より2〜3ミリ下くらいまで。
  • ③ メインカラー(C)を二重幅に入れる。一重の方は、目を開けたときに色が見える程度まで。
  • ④ もっとも濃い色(D)をキワに入れる。
  • ⑤ 色の境目をぼかす。

もっとも淡い色(ハイライトカラー)を眉下まで入れると野暮ったく見えやすいため、塗る範囲はアイホール内に留めましょう。眼球に沿ってブラシやチップを滑らせると、アイホール全体に塗ることができます。

大人っぽく色っぽく、色遊びも楽しみやすい「縦割りグラデーション」

縦割りグラデーションは、まぶたを縦に分割して濃淡をつける塗り方です。目頭側が淡く、目尻側にかけて濃くなるように塗ります。

縦割りで仕上げると目の横幅が広く見え、切長の大人っぽい目元に。赤みのあるカラーならセクシーに、ダーク系や寒色系パレットを使うとシャープ、クールなイメージになります。メインカラーが映えることから、カラーメイクをするときに親しまれる塗り方です。

▼「縦割りグラデーション」の塗り方

① アイシャドウパレットのもっとも淡い色(A)をアイホール全体に入れる。
② 2番目に淡い色(B)を目頭側2/3に入れる。
③ メインカラー(C)を目尻側1/3に入れる。
④ もっとも濃い色(D)をキワに入れる。
⑤ 色の境目をぼかす。

キレイに仕上げるコツは、目尻に入れるメインカラーを際立てること。目尻に入れるメインカラーを際立てること。まず外側にブラシやチップをおいて、内側にかけてぼかすように動かすと、他の色となじみやすくなります。

縦割りと横割りの仕上がりを比較してみました。同じアイシャドウを使っていても、塗り方次第でイメージが変わることを感じていただけるのではないでしょうか。なりたいイメージに合わせて塗り方を使い分けると、メイクの幅が広がるでしょう。

アイメイクのよくある疑問&解決方法は?

基本の塗り方を抑えたら、あとはよくある疑問と解決方法をチェックしてみてはいかがでしょうか。より洗練されたメイクが叶います。

● 説明どおりに塗ったけどグラデーションにならない

なめらかなグラデーションづくりには、ツールと仕上げのぼかしが重要です。付属のチップで塗るとしっかりと発色するため、色の境目が強調されやすくなります。ブラシなら発色がソフトなので、ふんわりと色づきやすくなるでしょう。

仕上げに何もついていないブラシで色の境目をぼかすと、美しい仕上がりが叶います。

● ラメやパールはどこに使えばいいの?

繊細なパールなら、全体に使っても上品に仕上がります。しかし、粒子が大きなラメの場合は、全体に塗るとギラギラした印象になるため、ポイント使いが望ましいです。まぶた中央や目頭にのせると、明るく立体感のある目元を演出できるでしょう。

● 個性的な配色のアイシャドウは難しい?

個性的な色のアイシャドウパレットは、一見難しそうに感じるかもしれません。ですが、パレットは全体のバランスを考えて配色されており、塗ってみると驚くほどなじむことも。塗り方に迷ったときは、縦割りグラデーションにするとなじませやすいです。

基本的に、目頭側に明るめの色、目尻側に深みのある色を入れて境目をぼかせばよいでしょう。今回はBを目頭側に、Cをメインカラーとして目尻側に入れてみました。

● 下まぶたはどうすればいいの?

下まぶたはノータッチという方は、ぜひチャンレジを。下まぶたにメイクをすることでより美しい目元になり、目力もアップします。下まぶた全体にハイライトカラーでもいいですし、目頭側2/3に明るい色、目尻側1/3に深みのある色を入れると存在感のある目元を演出できます。

基本をおさえて自分らしく楽しんで

アイメイクの基本をおさえたら、あとは自由にアレンジを。ラメやパールで華やげたり、季節感のある色を取り入れたりと、自分らしい色や塗り方でメイクを楽しんでくださいね。

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